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ヴァージニア・ウルフなんかこわくない? [演劇]

■ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?
作:エドワード・オルビー
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
翻訳:徐 賀世子
出演: 大竹しのぶ 稲垣吾郎 ともさかりえ 段田安則
会期: 2006年6月5日-6月30日
会場: Bunkamura シアターコクーン
http://www.siscompany.com/03produce/14virginia/
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□story
結婚23年目を迎えた大学教授夫妻ジョージとマーサ(段田&大竹)。
結婚生活の惰性と幻滅の毎日の中で、二人はある刺激を求めていた。
ある夜、マーサの父である学長主催のパーティから泥酔気味で帰宅した二人は、パーティで知り合ったばかりの新任の助教授夫妻ニックとハネー(稲垣&ともさか)を自宅に招き入れる。
この初対面同然の若いゲストの面前で、ジョージとマーサはお互いの不満を爆発させ、激しく罵りあい、その露悪的な振る舞いはエスカレート。
やがて、その矛先は若夫婦にも向けられ、否応なくこの狂気のゲームに巻き込まれていく。
眠りを忘れた長い夜に繰り広げられる壮絶な戦い。果たして、彼らに夜明けは訪れるのか?!
(公式サイトより引用)

□impressions
スリリングな台詞劇。
360度円形舞台に4人の役者。
入れ替わり立ち替わり、
S→M→S→M→S→M→S→M→………………
物語はスピーディに展開し、
重鎮な内容とは裏腹にコメディチックな笑い。笑い。笑いだらけ。
本当に、理屈抜きでおもしろいお芝居でした。

そして、
とにかく、
しのぶさん!!
日本人が米国人を演じるという無謀な挑戦を強いられる中、
一人抜きん出た演技。
舌巻きの!?口調が超人的にうまく、
台詞回しも日本人離れの…
で、登場から圧巻。

1幕でちらかった部屋をぞんざいに片付けるシーンでの立ち回りのうまさと段田さんとの台詞のつなぎが気怠いながらにも心地よくて。

2幕のテンションにドキッとさせられ。

最終幕でその想像を断ち切る悲しみをしっとり感じて。。

間違いなく【大竹しのぶの会】への入会者数は
これを機にもっともっと増加するはず!!!
・・・と、話はしのぶさんばかりになっちゃいましたが。

各所キーワードででてきた想像上の、
『こども』。

ここのとこは、もっと解釈を深めることにより
笑いと悲しみに奥行きを感じる結論となりそうです。

本日、マチネ&ソワレで計2本のお芝居を観ました関係上、
また後日追記することにします。


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コメント 2

AZUL

はじめまして!
おもしろかったですよねえ。
私もやっぱり大竹しのぶさん、うまい!!ってしみじみ思いました。
段田さんの演技も好きでした☆
by AZUL (2006-06-21 23:42) 

nakashi

>AZUL さん
TBありがとうございます。
ほんっとにおもしろかった〜★と声を大にして言いたい(笑)
段田さんの後半部、静かに感情を出していく演技は絶妙でしたね。
by nakashi (2006-06-22 00:09) 

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