ヤン・シュヴァンクマイエルのアリス展 [芸術]
■ヤン・シュヴァンクマイエルのアリス展
会期:2006年11月4日(土)〜12月4日(月)
場所:チェコ大使館内 チェコセンター
http://www.esquire.co.jp/event/2006/svank/index.html
http://www32.ocn.ne.jp/~rencom/
---------------------------------------------------------------------------------
□summary
1934年、チェコスロヴァキア(現在チェコ共和国)のプラハに生まれる。数々の劇場で舞台美術家・舞台監督として活躍した後、1964年クラートキー・フィルム(トルンカスタジオ)でフリーでオブジェクトアニメ(人形・粘土・日用品など)を撮り始める。
本展示にはヤン・シュヴァンクマイエル氏がイラストを手がけた新作絵本『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』(12月上旬発売予定)の原画が並ぶ。
□impression
またまた今日も会期ぎりぎりでいってきました。
会社から徒歩圏内のチェコ大使館内までお昼にこそりと。。
薄暗くこじんまりとした、キーンと静かな地下部屋での展示。
赤い絨毯が印象的でした。
この場所、地下世界の夢の中へと落っこちていくアリスの話と繋がるようで
ちょっといいです。
地下階段の踊り場には新作映画のポスターが!!
肝心の作品点数は少なめ。
会期中入れ替えをしていたのかもしれません。
全部見れなくて残念。
線画と写真のコラージュをひたすら眺めました。
背景は同じだけど、コンポジションが異なるモノのバランスや
紙と紙との重なりや小さな凹凸、
鉛筆の軽妙且つ緻密な線、
線の湾曲部分のカッターの入れ込み具合等…
印刷では観られない、原画で観るところの醍醐味を感じることができ、なんとも素敵でした。
一緒に行ったO氏は、絵本の現画の大きさについて感想を述べていて、
確かに、あの大きさで作品を鑑賞する迫力はなかなか体験し難いものだったと感じました。
大きなサイズの作品を広角で観ると自然と奥行きを感じることができる。
不条理と非現実の入り乱れた中に自分がいるような体験でした。
そもそものところで
『不思議の国のアリス』の世界感はすこぶる興味深い。。
来年まで引きずる要研究課題のひとつです。
ありゃーこんなのやってったんだー。
そうそう「プラダを着た悪魔」観てきたよー。
アンハサウェイの可愛さ格好よさに触発されて
映画館を出た私は街をアンハサウェイなりきりで闊歩したよ。
センス磨いてもっとおしゃれしたいとも思うし今の服も好きとも思える。
登場人物全員大好き!名場面もいっぱいあった。
ハリーポッターの原稿手配してくれた甘いマスクの男性は藤井フミヤに似てると思った。
厳しい世界にがっつきたくなったよ。
しかしあの過酷な職場であの美貌キープってすごい!
とにかくツボな作品だった!
すすめられなかったら見逃すところだったよ。
教えてくれてありがとう♪
この休みはビデオで「生きる」(黒沢明監督)と「シャイン」もみて
映画三昧で~す。どれも素晴らしい!
by ぐっさん (2006-12-06 23:18)
>ぐっさん
諸々コメントありがとう。
しかし、ここんとこ次から次へとイベントめじろおしだし・・・
注意報も警報も鳴りっぱなしだし。
ほんと、時間が足りない。師走はマキマキで観にいこーね。
by nakashi (2006-12-14 23:17)