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プリンセスの輝き ティアラ展 〜華麗なるジュエリーの世界〜 [芸術]

■プリンセスの輝き ティアラ展 〜華麗なるジュエリーの世界〜
会期:2007年1月20日(土)〜3月18日(日)
場所:Bunkamuraザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/shokai/museum/lineup/07_tiara/index.html
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□summary
18世紀から現代まで、歴史に名を残す女性達が着用した約100点のティアラを集め、肖像画や写真などの資料展示も加えて、その魅力を多面的に紹介します。欧州の主要な王室や貴族、世界各地の美術館所蔵のティアラをはじめ、ショーメ、メレリオ・ディ・メレー、カルティエ、ミキモト、ヴァン クリーフ&アーペル、コッホ、ファベルジェ、ブシュロン、ブルガリ、ルネ・ラリックなどの作品も数多く展示し、ティアラだけに焦点をあてた展覧会としては日本初となるだけでなく、これほど大規模な展示は世界的に見ても非常に貴重な機会といえるでしょう。(公式サイトより引用)

□impression
昨年から楽しみにしていた『ティアラ展』
女性としてちょっとしたこだわりを持って、初日に訪れました。
開場には、恐らくわたしと同様の思いを秘めているだろう女性仲間多数。

18世紀から現代までの時間軸を追いながら約100点のティアラ。
工芸品特有の規則性や緻密さを観ながらにして
無数の色輝きを放つ宝石の光を拝めるなんて、贅沢極まりない幸せ。

ティアラに追随する絵画を観ながら、
「18世紀の王妃がこれをこうしてノなるほど〜」という想像もしかり、
おこがましくも、これ似合うかしら、あれ似合うかしらと
自分とティアラを重ね合わせる妄想も徐々に膨らませて。

ハチドリの細く長い羽と貴金属を融合させる繊細さに引き込まれ、
宝石の放つ無数の光に目をやられながら、
ルンルンに観進めていた。

「トパーズ色の〜♪季節のなかで〜、なか〜で♪」

でも、、、、、
ふと、展示内容に心底心を許していない自分に気づいてしまった。
はて?
ここまで最上級の贅沢品を目の当たりにしながら・・・

何が足りないのか。

最後、日本のティアラエリアで
それが明らかになる。

皇后美智子さま、雅子さま、紀子さまの映像。
白いドレス姿に輝く頭上のティアラ。
女性の栄光の象徴とされるティアラと、いわずもがな最高の権威を保有した女性の佇まい、
それが映像を介してぴたりと重なった瞬間でした。

序盤からティアラを観覧し進めてきて、
どうも自分のなかでティアラと女性が結びついていなかった。
現代の暮らしにおいてそれを想像できないのは当たり前といっては当たり前なのだが、
架空の中でしか存在し得なかった女性の栄光というものが、
現実のものであったのだと、映像を観てして感じた。

「モノの権威にヒトの佇まいがマッチする」
それって、小さなところではブランド物にも言えたりするのかなと思いますが
そう考えると、ヒトとしてのわたしとぴたりとマッチングするモノって果たして何なのかなぁ。
大きなところからモノとヒトを見つめ直す展示となりました。


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